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【メディア掲載 イラク事業】まだ上手に笑えない ナディア・ムラドさんと故郷と日本(朝日新聞)

昨年のノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラドさんとイラクで現在も国内避難しているヤジディ教徒の現状を報告した朝日新聞の記事の中で、PWJの活動が紹介されました。
PWJは2014年から継続的にイラク北部ドホーク州にある国内避難民キャンプにおいて、キャンプの子どもたちの健康増進や保健知識向上のため、学校保健支援を行っています。こちらバジットカンダラ国内避難民キャンプには、「イスラム国」の攻撃から逃れてきた約3,000世帯(約18,000人)の国内避難民が暮らしており、その多くがヤジディ教徒です。
NGOの調査によると、ドホーク州にいる国内避難民の84%が帰還を希望していませんが、それは帰還先の状況が安定しておらず、生計手段の確保と生活再建が困難であることが大きいと言われています。シンジャール山間部の村で暮らしていたヤジディ系国内避難民の保健知識と疫病・感染症に関する理解はまだ乏しい傾向があります。そこで、キャンプ内の学校の1年生から9年生の教室で、手洗いや歯磨き講習、感染症やしらみ、怪我をした人への応急処置といった保健啓発活動を行い、校内感染の予防や生徒の健康増進に取り組んでいます。PWJは引き続き国内避難民キャンプの子どもたちを対象に学校保健支援を続けて参ります。
https://www.asahi.com/articles/ASM1N6QL8M1NUHBI013.html?iref=pc_ss_date
※閲覧には朝日新聞デジタルの無料会員登録が必要です。
※本事業は、ジャパンプラットフォームからの助成金とみなさまからのご支援で実施しています。

保健啓発活動の様子
保健啓発活動の様子
保健啓発実施対象校の生徒たち
保健啓発実施対象校の生徒たち
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