医療・衛生支援
世界中の「医療・衛生」問題に対するピースウィンズの取り組みを紹介します。
ピースウィンズが取り組む「医療・衛生支援」について
不衛生な環境や水不足などへの対応や、最低限の栄養のバランスが整った食生活を送るための支援は、災害直後の地域だけではなく貧困や社会格差が問題となっている場所でも大切です。
急な災害などで地元の医療が対応しきれない場所への医師や看護師の派遣や、地域の医療者と連携しての感染症や生活習慣病などの改善にも取り組んでいます。
船による巡回検診 【パラオ】
パラオでの「医療・衛生支援」(活動期間:2021年~現在)
パラオ国保健省及び国立病院と連携し、離島を含むパラオ国全住民を対象に病院船を用いた巡回検診・診療による非感染性疾患(生活習慣病)の予防体制強化事業を継続しています。
1年間で418名が検診を受診しました。
現地医療関係者への能力強化研修、住民への食生活に関する啓発活動も実施しています。
B型肝炎対策 【ブルキナファソ】
ブルキナファソでの「医療・衛生支援」(活動期間:2023年~現在)
ワガドゥグー市およびボボ・ディウラッソ市で、慢性B型肝炎患者の人びとが手遅れにならずに検査を受けられるように、診断インフラを確保するために医療検査機器を国立ムラズ研究所へ提供し、現地NGO2団体の協力のもとに検査支援体制をサポートしています。
母親と子どもの支援 【ミャンマー】
ミャンマーでの「医療・衛生支援」(活動期間:2013年~現在)
2021年以降の国内戦闘やサイクロン上陸により国内避難民が多く発生した地域で食料や生活物資等を配付しました。
また妊産婦に対して安全な出産育児のための母親支援キットの配付も行いました。
ミャンマー国内の戦闘を逃れタイへ避難した母子に巡回子育てワークショップを実施しました。
障害者への支援 【モルドバ】
モルドバでの「医療・衛生支援」(活動期間:2022年~現在)
モルドバにてウクライナ避難民への物資・教育支援に加えて、医療支援を継続しています。
医師とソーシャルワーカーから成るモバイル・チームが、避難民とモルドバ人の慢性疾患のある障害者のうち病院に行くことが難しい人びとを戸別訪問し、それぞれが必要な医薬品や補助器具等を延べ600人以上に提供しました。
SUPPORTご支援のお願い
支援が必要な人々のために
できること
ピースウィンズは世界各地で起こる紛争や災害などの危機に
いち早く駆けつけ、危機にある命を支援します。
また、傷ついた命が自分たちの力で歩んでいけるよう、
復旧・復興・開発に寄り添います。