「退避を求めるアフガニスタン人受け入れに関する要請書」を提出しました

8月の急激なアフガニスタンの政変に伴って、危険を感じて国外への退避を希望する人々がまだアフガニスタンに残されており、彼らへの支援が人道上の大きな課題となっています。
 
過去に日本と関りがあったアフガニスタンの方々からは、退避への協力を求める要請が日本社会の各地に届いており、政府による元大使館職員等の救援と並行して、大学、企業・団体、個人が民間主導で受け入れようとする動きも出ています。
 
現地の情勢は未だ流動的ですが、これらの方々が、人道上の見地から今後日本に受け入れられる場合、日本社会の責任として、政府、市民社会が連携、協力して受け入れる体制が必要となります。
そこで、9月9日ピースウィンズ・ジャパンは、NGO有志3団体と連名で政府に要望書を提出いたしました。
 
退避を求めるアフガニスタン人受け入れに関する要請（PDF）
https://global-peace-winds-org.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/09/06113557/3c7f8f2fb5f9df6a3454d8dea4d6b523.pdf
 
要請書の提出に際しては、大学関係者、専門家、NGO・NPO、市民・学生等、674の団体と個人（9日10時現在）の方々にご賛同いただきました。
 
これから政府その他の関係者との協議が行われ、PWJも他のNGOと一緒に参加してまいります。
 
今後の協議の進捗等につきましては、ピースウィンズ・ジャパンのウェブサイトでお知らせしていきます。
どうぞ引き続き関心をお寄せください。
 
 
■ピースウィンズ・ジャパンのアフガニスタンでの人道支援活動について
※現地の方々の安全に配慮し、現在、一部記事や写真を非表示にしています。
https://global.peace-winds.org/activity/area/afghan