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静岡県袋井市での避難所運営訓練などに参加します

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)も参画している、大規模災害に備えるための組織「災害即応パートナーズ」(事務局:東京都港区、共同代表:橋本笙子・山本理夏)は、12月7日、静岡県袋井市などと協働で東海地震を想定した避難所運営シミュレーションを実施します。このシミュレーションに先立ち、12月2日には、ヘリコプターを使用した訓練を行います。PWJはどちらの取り組みにも参加します。また、こうした取り組みを効果的に進めるため、同パートナーズは11月28日、同市との間で、「災害時の支援協定」を締結しました。
「災害即応パートナーズ」は、大規模な自然災害発生時に複数の避難所の運営を支援する計画を策定しています。災害発災前(平常時)から行政機関をはじめ、企業、NPO、地域組織などとも連携して、大規模自然災害時の被災者支援、復旧・復興支援に備える準備を進めています。
12月7日は、東海地震などの大規模災害が発生したときの避難所運営体制をつくりあげるため、地元の自主防災組織を中心に、袋井市・静岡県内NPO・防災関係機関・同パートナーズが協働して、実践的な形での避難所運営シミュレーションを実施します。
12月2日のヘリコプターを使用した派遣訓練では、ヘリ会社との連絡から出動までの流れ、離発着、移動、給油の訓練を実施します。災害発生時には、どれだけ早く対応できるかが被災者支援のための重要なポイントとなります。同パートナーズでは、陸路を使って被災地に入る手段の確保のほか、空路移動のためのヘリコプター使用も想定していて、そのための訓練となります。
PWJは、2005年3月、同市との間で「災害時の支援協定」を締結し、従来から災害が起きた場合の対応などについて両者で連携をとってきました。2008年4月、大規模災害発生時により効果的な支援を行なうために組織として同パートナーズが設立され、PWJなどNPO/NGOと同市との連携をより深くする形で今回、同パートナーズとの協定が結ばれました。
PWJでは、これからも、他団体や行政、企業、住民の方と協力しながら、災害時の支援体制の構築に向け、努力していきます。

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