お知らせ
亡くなったAEIのスタッフとそのご家族に深い追悼の意を表します
2024年10月10日現地時間正午ごろ、ガザのNGOである AEI(Ard El Insan: 人間の大地)が活動するガザ中部のデル・エル・バラハの学校をイスラエル軍が空爆しました。
その被害に遭った死者28名、負傷者92名の中にAEIのスタッフ7名が含まれていて、このうち2名の死亡と5名の負傷が確認されたとのことです。この信じられない知らせを、ガザで支援を実施する日本のNGOの仲間である日本国際ボランティアセンター(JVC)より受けました。
AEIは、ガザで、主に子どもと母親の保健・栄養・医療の事業を行っている現地NGOです。
JVCによると、昨年10月にイスラエルの攻撃が始まった後も、避難所を訪問するなどして活動を続けていたそうです。
ピースウィンズが2018年から2022年まで実施した就学前の子どもの栄養プログラムでも、幼稚園での健康診断や栄養失調の子どものケアに重要な役割を担っていただきました。
AEIなくして、子どもの健康を守る事業を進めることはできませんでした。
亡くなったAEIのスタッフとそのご家族に深い追悼の意を表します。
同時に、一般市民が犠牲になる無差別攻撃をあらためて非難し、一刻も早くこの殺戮が終わるよう強く訴えます。