私たちの活動
ゴミの山に冬服と教科書が届きました!!
モンゴルのエルデネット市郊外にある「ゴミの山」。ピースウィンズ・ジャパンは2000年9月より、ゴミ拾いで生計を立てている家庭の子どもを対象に補習授業(Non Formal Education=国が行う学校教育以外の教育)を行っています。現在生徒は17人。週に5日、国語や算数の授業を受けています。このたび、「ゴミの山」の学校に新しい教科書が届きました。またマイナス30度まで冷え込むこともあるモンゴルの厳冬を乗り越えるため、冬服も届けられました。「ゴミの山」の生徒たちはとても勉強熱心。新しい教科書を手に、とても嬉しそうにしていました。
モンゴルのエルデネット市には公共のゴミ捨て場、通称「ゴミの山」があります。集められるゴミはプラスチック、びん、缶、銅くず、生ゴミ、タイヤ、車の部品、家畜の骨など。モンゴルではゴミの分別が行われていないので、様々なものが捨てられています。ここでは約200人ほどの人がゴミ拾いをして生計をたてています。「ゴミの山」に移り住む家族が増えた1996年ごろから、未就学児童が増加しています。