【バングラデシュ】ミャンマー避難民とホストコミュニティの健康を守る！コミュニティボランティアの挑戦
ピースウィンズでは、ミャンマー避難民の難民キャンプとホストコミュニティで、脆弱性の高い人々が健康リスクを軽減するために行動を起こせるよう、健康に関する啓発活動を実施しています。
その活動を支えるのは、「コミュニティボランティア」と呼ばれる人たち。
彼らは避難民とホストコミュニティから選ばれ、1ヶ月以上のトレーニングを受けた後、健康に関する重要な知識を伝える役割を担います。
コミュニティボランティアは主に以下の活動を行います。
① 対象地域でのグループ啓発活動の実施 －住民を集め、妊産婦健診の重要性や出産時のリスク・非感染性疾患（高血圧、糖尿病など）予防や障害を持つ家族への接し方等、健康に関する知識を伝えます
② 家庭訪問 － 住民の家を一軒ずつ訪ね、健康チェックや受診のアドバイスを行います
緊張しながらも第一歩！住民の前での初めての啓発活動
先日、コミュニティボランティアによる対象地域でのグループ啓発活動がついにスタートしました！先輩コミュニティボランティアやピースウィンズのスタッフが見守る中、コミュニティボランティアたちは少し緊張した様子でしたが、
「妊娠中に病院で産前健診を受けることが大切」
「出産時の危険兆候はすぐに医療機関へ！」
「病院で出産するメリットとは？」
といったテーマをしっかりと説明することができました。
住民からは、
「知らなかったことをたくさん学べて、とても役に立った！」
「自分の家族にも教えてあげたい！」
といった声が聞かれ、啓発活動の手応えを感じるコミュニティボランティアたち。
次のステップは家庭訪問！事前テストで万全の準備
啓発活動の次は、いよいよ家庭訪問です。
家庭訪問では、住民一人ひとりと向き合い健康相談を行うため、コミュニケーションスキルがとても大切です。そこで、事前にロールプレイと口頭テストを行いました。
コミュニティボランティアたちは、
「テストを受けるのは初めてだけど、トレーニングをしっかり受けたから大丈夫！」
と自信を持ってテストに臨んでいました。
この準備を経て、本格的に家庭訪問がスタートします！
その様子も引き続きお届けしますので、ぜひご注目ください！
※ピースウィンズの活動は、ジャパン・プラットフォームからの助成金や個人・法人の皆さまによるご寄付により、実施しています。
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