私たちの活動
【モンゴル】子どもたちも外出しないで生活しています
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、現地の児童保護施設「ベルビスト・ケアセンター」(VCC)を通じてモンゴルで貧困や家庭の事情のために保護者のもとで暮らすことができない子どもたちを支援しています。
VCCでは、現在49人の子どもたちが一緒に生活をし、学校に通いながら将来の自立を目指しています。この1年間の間に3歳から7歳までの子どもたち7人を受け入れました。子どもたちは、育児放棄によって路上生活しているところを保護されています。これから少しずつVCCの生活に慣れてほしいです。
2020年1月から、VCCの子どもたちも新型コロナ感染拡大の影響で外出を控え、センターの建物の中で暮らしています。49人の子どもたちと職員の毎日は、小さい子どもたちの面倒を見ることに加えて、普段なら学校にいく子どもたちの宿題や生活などもすべて施設内でこなしているので、大忙しとなっていますが、子供たちはみんな元気に過ごしています。大きな子どもたちは学校から課題が出るので、オンライン学習ができるようコンピューターを3台増やしました。
3歳の頃から支援を続けているツーヤは、2019年9月から大学の医学部に通う1年生になりました。大勢の子どもたちがいるセンターに在籍し子どもたちの生活の面倒もみながら医学生としての勉強も続けることは大変そうですが、センター職員に励まされながらがんばっています。
PWJは今後もツーヤを始めVCCで暮らす子どもたちへの継続的な支援を続けていきます。