私たちの活動
サマーキャンプ、本格スタート!
ピースウィンズ・ジャパンが運営している保護施設「ホッタイル」の子どもたちが楽しみにしているサマーキャンプが6月13日、ウランバートル郊外の草原にあるキャンプ場で始まりました。
今年は新型肺炎SARSの影響で学校が例年よりも早く終わったため、子どもたちは6月4日にキャンプ場に移動していましたが、キャンプ開始のセレモニーで料理や音楽を楽しみ、夏の日課本格スタートです!
ホッタイルには、ストリートチルドレンとして生活していたり、貧困や家庭内暴力で家族の保護を受けられなかったりした子どもたちが生活しています。
こうした子どもたちは、夏休みになっても家族と旅行に行くこともできないため、ホッタイルの仲間たちとのキャンプを楽しみにしています。キャンプでは、通常の生活では体験できない家畜の世話や野菜栽培などにも取り組みます。 13日はあいにくの天気でしたが、キャンプ開始のセレモニーを心待ちにしていた子どもたちは、ミニコンサートの後、羊と野菜と石を一緒にミルク缶に入れて火にかけた恒例の料理「ホルホグ」と、甘い甘いクリームを使ったケーキを食べて大喜びでした。敷地内の畑では、現在、温室も建設中。
子どもたちは「ゲル」(モンゴルの伝統的家屋)などに約2カ月滞在します。
ゲルの前でミニコンサートに興じる子どもたち
サマーキャンプで一緒に食事を楽しむホッタイルの子どもたち