【ミャンマー】「主食はお米」食料支援セットの中身は?
いつも私たちの活動へのご支援、誠にありがとうございます。国軍と武装勢力の衝突からタイに逃れたミャンマー避難民の方々を支援するクラウドファンディングも残り10日となりました。目標金額は100万円。まだまだ、皆さまのご支援が必要です。
これまでに支援してくださった90人以上の方々のお気持ちをしっかりと受け止め、支援につなげていきたいと、思いを新たにしています。
今回は、食料支援の一例をご紹介します。
タイで調査を行っていた際、希望する支援について聞くと、「やはりまずは食料」と答える方が多くいました。
私たちは、国内外で災害・紛争に対して緊急期から復興期まで、様々な支援を行ってきた経験がありますが、食料支援というのは、発災直後にニーズの高いもので、緊急期かつ初期に支援することが多いものです。
このミャンマー・タイ国境では、クーデターから間もなく2年になろうとしているにも関わらず、まだまだ緊急期、人々の苦しい避難生活が続いているのだと実感しました。
ミャンマーでの食事というのは、過去にご紹介した記事にもありますが、主食は私たちと同じお米で、麺類も多くあります。
そのため、支援セットには、まずお米が含まれます。
お米(15キロ)を運ぶ現地NGOスタッフとそれを手伝う保護者
つぎに、乾燥麺、油、塩、魚(缶)、豆、チリパウダーです。
全て、みなさんが普段から食べている食材を選んでいます。
渡しやすく、また家まで持って帰りやすいように、ひとつの袋にまとめて渡します。
ひと世帯分の食料セット(米は別に受渡し)
食料セットの中身
タイは、12月の今でも、気温が30℃近くまであり、日本の年末とは空気が異なりますが、ミャンマーから避難してきた人々が、少しでも安心できる年越しができるよう、支援を続けていきたいと思います。
移民学校で学ぶ子どもたち
目標金額の100万円に少しでも近づけるよう、引き続き温かなご支援をよろしくお願いいたします。