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【パレスチナ】食料不足に苦しむガザ地区で食料を配付しました

2023年10月から未曾有の人道危機が続くガザ地区では、生活や生存に必要な最低限の物資の搬入さえ制限され、2025年8月には、ガザ市の食料不足の深刻度が最悪の「飢きん」レベルに達したという衝撃的な報告が国連より発表されました。その後も食料を得ることができない人は増え続け、9月末までにはガザ地区全域で人口の3分の1にあたる64万人が飢きんのレベルに達し、子どもを含む440人が餓死するなど一刻の猶予もない状況でした。

この事態を受け、ピースウィンズは直ちに食料支援の準備を始め、ガザ市、ガザ中部および南部で、10月から12月末までの2か月に、約4,500世帯にパスタや米、チーズ、豆や肉の缶詰、砂糖、塩、食料油などを含む食料を届けました。

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ガザ市で配付した食料の内容

食料配付の対象となる世帯は、ピースウィンズが提携する現地の団体が、避難所や各世帯を訪問して情報を収集し、高齢者や子ども、障害者がいたり、女性が世帯主の家庭を優先的に選定しました。

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収集した情報を精査し、食料を配付する世帯を決定します

食料を受け取った1人であるガザ市に暮らすラウヤさん(52歳)は、自宅を失い、仮設テントで生活しています。働いていた金属加工場も破壊され、夫も攻撃に巻き込まれて負傷し、収入がありません。子どもたちや孫の将来についても心配が尽きず、経済的にも精神的にも大きな負担を抱えています。

「そんな状況の中で食料を得られて、私だけでなく家族にとっても、困難な現状が和らぎました。この支援を提供してくれた日本の人びとに感謝しています」と話してくれました。

2025年10月に停戦が発効されてもなお、ガザ地区の外から支援物資を搬入するトラックの数が制限されており、ほとんどの人々は食料不足の状況から脱することはできていません。国連は12月発行のレポートで、ガザ地区の人口の70%を超える160万人が食料不足に直面しており、そのうち50万人以上が極端な食料不足による急性栄養不良のレベルが高く、飢餓による死亡リスクが急速に高まっている状態、もしくは飢きんの状態にあると報告しています。さらに、この状態が続けば、ガザ市を含む4県では2025年12月1日から2026年4月15日までの間に、深刻またはそれ以上の急性食料不安に直面している、または直面するとも予測されています。

未曾有の人道危機に直面するガザ地区の人びとの命を守るためには支援の継続が必須です。ピースウィンズはこれからも支援活動を続けてまいります。皆様からのご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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配付を受けた人へのインタビューの様子

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