【ベトナム】日本からの派遣チームが現地に到着しました

ピースウィンズは、2024年9月7日に上陸した台風11号（ヤギ）によって大きな被害を受けたベトナムで、緊急支援を開始しました。

現地時間9月13日午後、ピースウィンズの支援チームの調整員3名がハノイに到着。ハノイ市内の被害の様子を確認しつつ、連携する現地の支援チームと明朝配布予定の物資を確認しました。

市内の経済活動は一見、元に戻っているように見えるものの、街中で倒木の被害は凄まじく、至る所で大小様々な街路樹やモニュメントが倒れています。地元民いわく倒木の数は40,000本に及ぶとのこと。樹齢100年を超えるような大木も数多く倒れており、寂しく思う地元の方々も大勢います。
倒木の目の前でお話を伺った40代の女性は「このあたりの通りは秋になればとても綺麗になって観光客もたくさん来ていたんです。木が倒れてしまったのはとても残念。また新しい木が育ってくれるよう願うしかないわ」と話しました。

支援チームは14日の朝4時から物資をトラックに積み込み、被害の甚大な北部の街へ物資を届ける予定です。
ベトナム国内でもお互いを支え合おうという機運が高まっています。日本では報道されない現実に現地の方々は悔しさを滲ませます。しかし、だからこそ日本のチームもその想いを支え、訴えていきたいと強く思わされます。

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