グローバルフェスタ2009に参加してきました!
10月3~4日の2日間、東京・日比谷公園にて「グローバルフェスタJAPAN2009」が開催され、今年も例年通り出展しました。(どちらの日も秋晴れ!というか夏のような日差しが照りつけ、本当に暑かったです。)
グローバルフェスタはボランティアが主導となって行うイベントとしては最大規模のイベントで、今年も企画・運営ボランティアの方を募り、5人の方に参加いただきました。メンバーは約1カ月間にわたりPWJのブースで行う企画の準備を行い、今年のブースでは、パネル展示やプレゼンによる支援地の活動紹介、東ティモールのコーヒー(ピースコーヒー)などの物販、そして参加型企画として「コーヒー豆量りゲーム」を行いました。
気軽に私たちのブースに立ち寄っていただけるようにと思い企画した「コーヒー豆量りゲーム」。このゲームは、PWJが支援を行っている東ティモールの生豆(焙煎前のコーヒー豆)を使い、計量機の目盛りを見ずに300g目指して計量するというもので、ぴったり計量できた方にはアフガニスタンなどで作られた民芸品をプレゼントしましました。このゲームは思いのほか好評で、参加者の方からは「すご~い」「ぜんぜんダメじゃん」などの声が聞こえ、PWJブースは歓喜に包まれひときわ賑わっていました。このゲームをきっかけに物販で東ティモールのピースコーヒーを買って下さる方もいて、国際協力をあまり知らない人たちにも、PWJの活動を知ってもらうきっかけになりました。
今回のイベントでは当日ボランティアの方にもたくさん参加していただきました。チラシ配りや物販での対応など、普段あまり経験したことがないようなことも積極的にされていて、そんな姿がとても輝いていました。当日ボラさんから「チラシ配りは暑さとの戦いでした。配っては、日陰を探して休み、配り、の繰り返し。大変な部分もあったけれど、みんなで集まっての活動は、合間におしゃべりもしつつ、楽しかったです」という感想もいただきました。
今年の実行委員メンバーは昨年より少ない人数で、開催日前の1週間は準備に追われましたが、当日は活気がいっぱいのイベントになりホッとしました。このイベントで急に国際協力の何かが変わったりすることはないでしょうが、参加したお客さんやボランティアがそれぞれ何か感じることがあれば、それが巡り巡って遠い国の誰かの笑顔につながるのではないか、と思います。
ボランティア体験談 (企画・運営担当)
私は今回のイベントで、PWJの支援地の一つでもある東ティモールに関するプレゼンテーションを担当しました。初めは全く素人の立場で果たしてプレゼンまでできるのか不安はありましたが、同じ志を持つボランティアメンバーや親切で気さくなPWJのスタッフの方と話しているうちに、自分なりにできることを精一杯楽しみながら頑張ってみようという気持ちに変わっていきました。そして企画が固まった段階からイベント当日までの約1カ月間色々と調べて勉強していくうちに、様々な紛争の歴史を経てきた途上国の人びとの現状を、より多くの人に知ってもらい支援につなげていきたいという思いが強くなっていきました。
イベント当日は、“コーヒー豆計量ゲーム”を楽しんでいただきながら、プレゼンテーションをはじめ物販やパネル展示などにも関心を持っていただき、快くまた熱心に説明を聞いていただいたり、説明を聞いて商品を購入していただいたりと、本当に多くの方とお話しをすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。こうしたイベントを通して出会えた多くの方が、PWJについて、またその支援国や活動内容について少しでも興味を持っていただけたのであれば、とても嬉しく思います。
私自身も今回のボランティアを通して、PWJのスタッフの方から様々なお話しを伺うことができ、今まで知らなかった世界を知り、東ティモールをはじめ世界の様々な国の紛争の歴史や現状に関心を持つきっかけにもなりました。
そして、まずは自分のできることからやってみる、そうしたひとりひとりの意識の変化や行動は、やがて大きな力となり世界を平和に導くことにつながっていくのではないかな…と漠然とながらも考えることができたのは、この経験を通して出会えた全ての方のおかげだと思います。そんな皆様に出会えたことに感謝しつつ、これからも自分のできることを続けていこうと思っています。