ジブリ最新作「コクリコ坂から」特別試写会を開催
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、スタジオジブリ最新作「コクリコ坂から」の特別試写会を被災地で開きました。試写会は、PWJの子ども支援事業の一環として行われ、スタジオジブリと配給会社の東宝にご協力を頂きました。
7月2日、宮城県気仙沼市のはまなすホールでの試写会には、市教育委員会の協力で市内の小・中学生と保護者を中心に招待しました。約450人収容の同ホールでは震災後初のイベントで、希望者が多かったため2回に分けて上映しました。7月3日は岩手県陸前高田市の高田小学校で、児童や保護者ら約430人を対象に行いました。体育館に大型スクリーンや音響機材などを持ち込み、映画館さながらの迫力を楽しんでもらいました。


写真下:高田小学校に設置されたクーラー(C)PWJ
今回の試写会は、4月に避難所を巡る映画キャラバンで「となりのトトロ」などを上映したご縁を大切にしたいという、PWJとスタジオジブリの思いから実現しました。「コクリコ坂から」は、1963年の横浜を舞台に、親子2世代にわたる青春を描く作品。7月16日に全国公開されるので、参加者は「公開前にジブリの映画を観られるなんて夢みたいです」「本当に楽しかった」と、喜んでいました。また、映画のキャッチコピーが「上を向いて歩こう」ということから、「地元がこんな被害にあって下ばかり向いていたけど、上を向いていこうと思った」「感動しました」など、映画を観て励まされたというお声もたくさん頂きました。


また、映画を観終わった後には、サプライズプレゼントがありました。スタジオジブリより、今回の映画の企画・脚本を手がけた宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサーらが応援に駆け付けてくださり、舞台あいさつとサイン会を行いました。思わぬゲストの登場に、観客のみなさんは驚きと感激を隠せないでいましたが、試写会は大盛況のうちに終了しました。

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