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第1回 「ボランティアデイ」 開催レポート

1回 「ボランティアデイ」を開催しました    

去る128日、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)東京事務所(市ヶ谷、東京)にて、第1回「ボランティアデイ」を開催しました。

「ボランティアデイ」は、ボランティアのみなさんに事務所に来てボランティアをしていただくと当時に、スタッフとボランティアが、あるいはボランティアどうしが情報や意見の交換ができる場になれば、と思って始めました。

                                            

今回は、千枚を超える大量の領収書発送作業があったため、その作業に合わせて市ヶ谷の事務所に集まってもらうことにしました。募集に対して、社会人、学生、主婦の方などから応募があり、12名の方が集まりました。12名ものボランティアが一堂に会して一緒に作業するということは、最近の活動ではなかなかないことです。

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まず最初に、PWJの最近の支援活動について、スタッフからスライドショーを使ってプレゼンがありました。支援の内容は状況に応じて変わっていきますので、新しい情報をボランティアのみなさんでシェアできました。

それから、いよいよ発送作業です。

作業の内容は、領収書や同封する手紙を三つ折りにして、切手を貼った封筒に封入するというというものです。単純な作業ですが、実はPWJにとって大変重要な作業です。領収書は昨年1年間に寄付してくださった支援者の皆さんひとりひとりに宛てたもので、間違いのないようきちんと届くようにしなければなりません。自分以外の人に宛てたものが入っていたり、汚れたものが届いたり、あるいは届くはずのものが届かなかったりということがあったら、PWJに対する信頼に関わりかねないのです。支援者の方たちに見える顔の部分なのですね。

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左 :手での三つ折り作業   右:最強の自動三つ折り機

担当スタッフが簡単に作業の手順を説明し、2,3人のグループに分かれて作業を始めました。今までに何回か活動に参加した方も数名いらっしゃいましたが、大部分が初めて顔を合わせる人ばかり。スタッフがグループの中に混ざって話しかけ、はじめは緊張気味だった皆さんも打ち解けて、なごやかな雰囲気になっていきました。

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作業もそろそろ終わろうという頃、スタッフの淹れた東ティモール・ピースコーヒー 
(PWJのフェアトレード商品)の香りが事務所内にただよい、みなさん「あ~ いい香り」と声をあげました。

おしゃべりをしながらも、スタッフも含めた総勢16名で一斉に集中して手を動かし、予定通りの終了時刻に作業を終えることができました。

作業を終えてお菓子をつまみながら飲むコーヒーは格別です。


その後、スタッフも含めて2つのグループに別れ、ボランティア活動に関してテーマを設けず自由に意見交換を行いました。

「本当に手が必要で困っているときは、いつでもそう言って。友達とか連れて手伝いにくるから」というありがたいコメントや、「言われたことをやるだけではなく、寄付を集めるイベントとかボラが自分達で企画してはどうか」という頼もしい意見、「ボランティアをするときは、自分がそれをするとどういう風に支援地の人たちの助けになるのかを知りたい」という意見など、参考になる意見が多数出て、とても有意義なひとときとなりました。

14時に集合して終了は18時過ぎ。お開き後は行かれる人で飲み会に繰り出し、そこでも話に花が咲きました。当日参加してくださったみなさん、長時間お疲れさまでした。ありがとうございました。 

              
                               


イベント終了後のアンケートを見ると、参加したみなさんから大体において好評をいただきました。また、私たちボランティアグループの運営側にとっても、今回得た情報は、ボランティアのみなさんの要求にあった活動やより魅力的な活動を提供するにはどうしたらいいのか、といったテーマを考える上で、貴重なヒントとなりました。
これをもとにまた新たな企画を考え、ボランティアが集まって活動できる機会を今後も継続して設けていきたいと考えています。
試験的に平日の夜の時間帯にも、拘束時間がもっと短い企画で行うことも検討中です。

顔を合わせて話してみれば、発見もあるはずです。
今まで参加の機会がなかったボラの皆さんも、「ボランティアデイ」にぜひ参加してみてください。

                               (コアボランティア 海老澤


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