「ワールドチルドレン芸術祭」今年もカレンダーの制作が決定!子どもたちからメッセージ動画が届きました
ピースウィンズでは、東北福祉大学の学生さんたちと共同で、世界各地の子どもたちの作品を用いた「ワールドチルドレン芸術祭」カレンダーを制作しています。
12ヶ月に表紙を合わせた13枚の絵は、ピースウィンズが事業を展開する国・地域から集まったもの。毎年、その年のテーマに合わせて各事業地の子どもたちが描いてくれた絵から、アーティスト・俳優・スポーツ選手などの著名人、学生など選考委員の皆さまが1枚ずつ選定、1冊のカレンダーが出来上がります。

静岡県熱海市の中学校から東北福祉大学へバトンを繋ぎ、20年近く受け継がれてきた本取組みを、長年にわたり応援くださっているのがアルソア慧央グループ様です。
昨年に引き続き、山梨県北杜市小淵沢町の同社施設で開催された「ARSOA FAMILY FES」に海外事業部の山元が登壇し、作品の選考に関わってくださっているゆずの北川悠仁さんや東北福祉大学の学生の皆さん、そして会場に集まった皆さまと、作品を鑑賞しながら世界の子どもたちの生活環境や日本の暮らしとの相違点について考えました。
20代の頃から参加くださっている北川さんは、選考の際、生活環境などの背景情報を見ずにまず作品として向き合ってから作者のメッセージに目を通すことを心掛けているそうで、想像を超えた境遇に驚くこともあるといいます。
「ワールドチルドレン芸術祭は、世界の子どもたちとの関わり方・着眼点が素晴らしい」
「世界の子どもたちの問題を『遠いところで起きている、可哀そうなこと』にはしたくない」
「このカレンダーの活動を、これからも長く続けていきたい」
とのエールをいただきました。
同時に開催される原画展は、会場にいらした多くの方に、選考外となった作品も含めて世界の子どもたちの作品を間近で鑑賞いただく大切な機会となっています。
今年は初めての試みとして、昨年のイベントで会場の皆さんに選ばれたイラクの子の作品がチャリティTシャツになりました!
「買いましたよ」とお声がけくださる方もいらっしゃり、スタッフも大変嬉しく思いました。
イベントでは、作品を描いてくれた子どもたちからのビデオメッセージも上映しました。
作品の内容や家族、将来の夢を教えてくれる映像は、ウガンダ、ウクライナ、東ティモールの各国で、日々子どもたちと接する駐在員が撮影しました。
各国の暮らしぶりが垣間見える内容となっていますので、ぜひ、ご覧ください!
「ワールドチルドレン芸術祭」カレンダーは、今年も11月頃の販売開始を予定しています。
今年のテーマは「瞬間(とき)」。
どうぞ楽しみにお待ちください!
■ワールドチルドレン芸術祭 公式HP:https://www.worldchildren-smile.com/