PWJ修復の国立高等専門学校を在ガーナ日本大使が視察
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は2007年から、日本政府(外務省)の協力も得て、ロファ州ヴォインジャマで国立高等専門学校の修復を続けています。リベリアを管轄している在ガーナ日本大使館の片上慶一大使が1月29日、ロファ州を訪れ、同校の視察を行いました。
国立高等専門学校に到着した片上大使(左)。右から2人目がPWJ三浦慕
(C)Peace Winds Japan
リベリア国内には日本大使館はなく、近隣国のガーナの大使館が管轄となっています。片上大使は2008年、特命全権大使として着任。リベリア視察も重ねてこられましたが、日本の大使によるロファ州訪問は、リベリア内戦終結後、初めてです。
訪問当日は試験期間に当たり、校内の生徒の数はまばらでしたが、片上大使は暑い日差しの中、広い校内を熱心に見て回りました。PWJが施工した第一次事業の教室内部を見た後、第二次計画として2008年9月に着工した職業訓練科の建物も一つ一つ、じっくり確認されました。
第二次事業で修復中の木工科実技室の視察
(C)Peace Winds Japan
視察後は、第一次事業で施工した職員室内で、副校長ら学校関係者と挨拶を交わし、学校を発ちました。PWJの活動については「いい仕事をされていますね」と評価していただき、大変励みになりました。PWJは今後も、支援者や関係機関の方々と協力しながら支援を進めていきますが、「進行中の第二次事業もきちんと仕上げて、支援者の方々の満足いく結果を残したい」と決意を改めました。
修復された職員室で握手を学校関係者と握手を交わす
(C)Peace Winds Japan