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【イベント報告】「対話による平和」への思い、変えざるを得なかった――ウクライナから平和を考える

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3月17日に広島市内で開催されたJICA主催・ピースウィンズ協力のイベント 「Hiroshima Peace Dialogue―全面侵略から4年、ウクライナから平和を考える」で、ピースウィンズ上席顧問の片山芳宏がパネルディスカッションに登壇しました。かつてウクライナの日本大使館で勤務し、ウクライナ危機時には元駐モルドバ共和国大使としてウクライナの避難民支援に携わった経験を語りました。

イベントでは、講演を通じて戦争が常に傍らにあるウクライナの現状が共有されたあと、「平和」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。片山は、ロシアの侵攻を受けてウクライナからモルドバに避難民がなだれ込んできたとき、決して豊かではないモルドバの人びとが避難民を温かく受け入れ、献身的に支援する姿に心を打たれたと回顧。ピースウィンズが迅速に現地を訪れ、スピード感をもって支援にあたる様子を目にしたのも含め、政府にはできないことを民間の支援が実現するさまに感激したと振り返りました。

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パネルディスカッションに臨む片山(左)とマリヤ・ボンダレンコ氏(右)

講演にも登壇したウクライナ経済・環境・農業省のマリヤ・ボンダレンコ氏は、ウクライナが戦争に巻き込まれたことをきっかけに「平和に対する思いと戦争に対する思いが変わった」と語りました。国土の20%が占領され、占領地に住む人びとが蹂躙されているなか、ウクライナ全土を狙う考えを持つプーチン氏に対して戦いを続ける以外の選択肢がないのが現状と話し、「互いを尊重し、対話による平和を実現するべき」という幼いころから抱いていた考えを変えざるを得なかったと苦しい胸の内を明かしました。

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ロシアの攻撃で命を落とした学生たちを追悼する「発行されなかった卒業証書」展

JICAのインターン生3名が企画・運営した本イベント。学生たちは、「戦場での破壊だけが戦争ではなく、あらゆる日常を蝕むのが戦争なのだと分かった」など、インターンを通じて学んだことを語っていました。

会場参加、オンライン参加併せて総勢で100名近くが集まりました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

ピースウィンズのウクライナ支援活動については、以下もご参考ください。

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