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【バングラデシュ】大型サイクロン被災支援:シングルマザー・ジャミレさんの被災体験

大型サイクロン・レマルによって大きな被害が生じたバングラデシュ南西部で、ピースウィンズは被災状況および被災地域内の支援ニーズの調査と緊急物資配付を行っています。
 
→参照:
6/6【バングラデシュ】大型サイクロン・レマル、エビの養殖も漁もできなくなってしまったムシャラフさん
 
特に甚大な被害が報告されているパトゥアカリ県(人口約180万人うち想定被災者数は11.5万人~32.7万人)ガラチパ郡では6つの村を訪問しました。
 
沿岸部のこの地域はおもに小規模漁業を営む人が多いですが、貧しい世帯も多く、被災後の生活の立て直しが大変な様子でした。サイクロンによる強風で半壊してしまった家の屋根や外壁が数多く見られましたが、修理費用の工面が難しい家庭がほとんどです。
 

家が半壊してしまった人

 
加えて、魚卵保護のための政府による禁漁期間が今回の災害と重なり、なおさら生活が苦しくなっており、食事の回数や量が減ったという村人の声をよく耳にしました。食べ物を確保するため、禁漁対象以外の魚などを浅瀬で捕っている船も見られます。
 

浅瀬で漁をする船

 
私たちはこの村の被災状況や被災した人々のニーズを調査するため、村の人々にお話しを伺いました。
 
こちらは、ジャミレさんのお家です。外壁や屋根が壊れてしまっています。
 

ジャミレさんのお家

 
ジャミレさんは、1日200タカ(日本円で約270円)で、道をつくる日雇いの仕事をしています。ジャミレさんは、旦那さんを14年前に漁の最中に事故で亡くし、そしてその半年後に二人娘のうち一人の娘さんも海で亡くしました。
 
それからジャミレさんは、娘さんを育てるため、一人で家計を切り盛りしてきました。バングラデシュの義務教育は日本の小学校までにあたりますが、娘さんは中学校まで卒業したそうです。
 
サイクロンが上陸した時、ジャミレさんは大事な家畜を家に残し、サイクロンシェルターに避難していました。
 

村にあるサイクロンシェルター

 
自宅に戻ってみると、家はこの高さまで浸水していたようでした。
 

自宅の浸水した水位を指すジャミレさん

 
逃げてしまわないか心配だった家畜も、無事でした!
 
瓦礫撤去や掃除は、近所の人々にも手伝ってもらい、どうにかできました。
 

ジャミレさん(左から3番目)と近所の人々

 
ジャミレさんの写真の右隣の女性は、レノさんです。
 
一人で暮らすジャミレさんを心配し、いろいろ手伝ってくれるそうです。
 
いままで一人で家計を切り盛りし、娘さんを育ててきたジャミレさん。
 
被災した際、こうして近所に助けてくれる仲間がいて、私たちスタッフは少しだけ安心しました。
 
ピースウィンズは、サイクロン・レマルの被災状況の調査を続けるとともに、必要な支援を提供する準備を進めています。
 
※本事業はジャパン・プラットフォームからの助成金や個人・法人の皆さまによるご寄付により実施しています。引き続き、皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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