【バングラデシュ】「世界月経衛生デー」に啓発イベントを実施
2025年5月28日の「世界月経衛生デー」にあわせ、ピースウィンズが活動をするコックスバザール県のミャンマー避難民キャンプとホストコミュニティで啓発イベントを行いました
参加者は、避難民キャンプとホストコミュニティの各地域から10歳~18歳の男女20名ずつ、なんと合計で140名が参加しました!

このイベントでは、月経周期の理解、月経中の衛生管理、思春期の身体的変化などについて、参加者に分かりやすく説明し、皆で理解を深めました。
月経とは何か、なぜ起こるのかといったことから、生理用ナプキンは6時間ごとに交換する必要があることや、布を使用する場合は清潔で快適なものを使うなど、衛生維持のための留意点などを共有しました。
また、思春期に起こる自然な身体の変化についてもオープンに語り合いました。
このように、普段なかなか話しにくいような話題だからこそ、この世界月経衛生デーを機にオープンに話すことができ、私たちスタッフも、参加者も、学びが深まったと感じました。

参加者の声
この啓発イベントでは、参加者たちは熱心に話を聞いてくれました。
ある男の子は、「月経についてのイベントに参加するのは初めてで、とても勉強になった」と感想を述べました。
女の子たちからも、「月経については聞いたことがあったけれど、衛生面については知らないことも多かった。今日のイベントで新しい知識が得られた」との声が上がりました。

オープンに話し合おうと意気込んでいます!
このイベントは、月経に対する理解を深め、若者たちが自分自身の身体を正しく知り、健康的な生活習慣を築くきっかけとなることを目指しました。月経を「恥ずかしいこと」ではなく、「自然なこと」として受け入れる社会づくりに向けた一歩として、とても意義ある活動となりました。
※ピースウィンズの活動は、ジャパン・プラットフォームからの助成金や個人・法人の皆さまによるご寄付により、実施しています。