「難民の日」:シェルターや企業との連携事例を発表
「世界難民の日」の6月20日、記念のイベントが東京・青山の国連大学ビルで開かれ、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)からも参加しました。緊急支援用大型テント「バルーンシェルター」を広げたり、フェアトレード商品を販売したりしたほか、シンポジウム「人道支援と企業のCSRの『共生』を目指して」では、株式会社ECナビと連携して取り組んでいるクリック募金について発表しました。
国連大学ビル中庭に広げられたバルーンシェルター
(C)PWJ/Hiroshi KUNITA
催しは、難民の実態や支援の意義を多くの人に知ってもらおうと、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所やジャパン・プラットフォーム(JPF)などが主催しました。PWJはUNHCRなどの依頼を受け、難民キャンプ体験コーナーの会場としてバルーンシェルターを設置しました。アフガニスタンや新潟県中越地震の支援現場でも使われたバルーンシェルターは、イベントの目玉として大きな注目を集めました。また、東ティモール産ピースコーヒーなどのフェアトレード商品を展示・販売したほか、海外での支援の様子などを紹介するパネルも展示し、来場者に支援への参加を呼びかけました。
写真左:シェルター展示には大勢の人が集まった
写真右:ボランティアも参加してのフェアトレード商品販売
(C)PWJ/Hiroshi KUNITA
シンポジウムでは、企業とNGOの具体的な連携事例を紹介するコーナーに、国内事業部チーフの國田博史がECナビの広報担当者とともに登壇。ECナビとPWJを新婚カップルになぞらえた進行に沿って、「クリック募金は、結婚する2人だけでなく、クリックする一般ユーザーや協賛企業などみんなが幸せになれる仕組みです。このような形の連携をもっと広げていきたい」と話しました。
ECナビとPWJとの連携についてわかりやすく発表
(C)Peace Winds Japan