「難民の日」:ロファ帰還50000人突破を祝福
6月20日は「世界難民の日(World Refugee Day)」。東京でもピースウィンズ・ジャパン(PWJ)も参加して催しが行われたようですが、こちらリベリアでも式典が行われました。今年は、例年同様の「難民の日」のお祝いに加えて、PWJが支援をしているロファ州に5万人以上の帰還民が帰ってきたことを祝い、パレードなどを行いました。
帰還50000人突破と「難民の日」を祝うパレード
(C)Peace w Winds Japan
パレードは午前9時にボインジャマ公立学校を出発。トランジットセンター(難民が帰還したときの一時滞在施設)まで歩きました。PWJのスタッフももちろん、おそろいのTシャツを着て、旗を持って町中を歩きました。人びとや子どもたちが通りに並んで手を振っています。
パレードの到着後、センターでは「The Celebration of 50,000 + Returned to Lofa County and the World Refugee Day(祝 ロファ州帰還50000人突破 世界難民の日)」と題して、副大統領を迎えて、盛大な式典が行われました。
アフリカでは定番の踊り(左)と歌
(C)Peace w Winds Japan
アフリカ式に歌や踊り、寸劇をはさみ、国連難民高等弁務官事務所(UHNCR)、国連世界食糧計画(WFP)、帰還民代表らがスピーチ。PWJリベリア事業現地事業責任者のオスマン・イッサ・ハッサンもスピーチを行いました。地元ロファ州出身のジョセフ・ニュマ・ボアカイ副大統領からもスピーチをいただき、最後にリベリア国歌をみんなで高らかに歌い式典は終了しました。
スピーチするボアカイ副大統領(左)と来賓たち
(C)Peace w Winds Japan
6月18日のUNHCRの報告によるとすでに58709人がロファ州に帰還を果たしているそうです。PWJは引き続き帰還民を支援していきます。