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【ウクライナ】ウクライナ国内の「今の日常」に密着! Part.1 「電気が来たら真っ先に〇〇を充電!」
2023年2月初旬。
ピースウィンズのカメラマン近藤が、ロシアによるウクライナ侵攻から一年が経つ、戦時下のキーウでの日々の暮らしに密着しました。
今回密着をしたのは、ピースウィンズのキーウ事務所に勤めているウクライナ人スタッフのカタリーナさん。
首都キーウでどんな生活をしているのか、見せてくれました。
カタリーナさんの住む家の二重の扉には電子ロックがかかっています。
ですが、ウクライナでは停電が頻発しているため、停電が発生すると電子ロックがかからなくなってしまいます。そのため、外側の扉に物理的な鍵をつけていたりと、家もこの状況に合わせて変化をしていました。
実際に生活をする上でキーウ市民の一番の悩みは”電力不足”だそう。
カタリーナさんは「だからモバイルバッテリーを2個も用意しているのよ。いつも真っ先にこれを充電するわ。とにかく電気のあるうちに全部充電を満タンにしておくのよ」と語りました。
音楽が大好きな彼女。モバイルバッテリーとは別に、絶対に充電するもの、それがワイヤレススピーカーだそうです。
「(音楽を聴くのは)心を落ち着かせるため」と話すカタリーナさん。
こういうときだからこそ、少しでも侵攻前の生活に近い“日常”を楽しむことが大切なのかもしれません。
お昼にウクライナ名物のスープを作ってくれて、「これが私のビタミンバッテリーよ」と笑顔で話すカタリーナさん
次回は、戦時下での食材の入手方法、電力不足の意外な影響などをお聞きします。どうぞお楽しみに。
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