私たちの活動
南三陸町にて漁業支援を本格化
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、南三陸町の漁業復興のため、歌津漁協と志津川漁協への支援を行っています。
PWJはこれまでに、南三陸町に平成の森出張所を開設し、漁協へどのような支援を行うべきか、ニーズ調査を行ってきました。
まず、海辺の瓦礫撤去に必要な長ぐつ、レインコートなどを両漁協へ提供しました。また、東北大学の教授らが南三陸町の海底調査を行った際には、調査に必要な酸素ボンベやコンプレッサーを支援しました。さらに、漁協支援の一環として、地元の造船会社である小野造船へ、船の修理工具を提供しました。
写真:海底調査で使用された酸素ボンベ (C)PWJ
そして、現在、両漁協への支援を本格化しています。PWJは、歌津漁協に対し、わかめの養殖支援を始めました。養殖作業は少しずつ進められ、お盆明けには本格的に再開される予定です。PWJはこれまで、わかめの養殖に必要な浮き、ロープ、海の信号機などを提供しました。志津川漁協では、漁協事務所を移転して新事務所を開設するため、プレハブ事務所などの設備を提供しています。現在、新事務所の工事が行われており、8月末に完成予定です。
写真上下:わかめの養殖のための備品 (C)PWJ
PWJは今後もニーズ調査を重ね、南三陸町での漁業復興支援を継続していきます。