【パレスチナ】ゼンショーグループの皆さまのご寄付により、ガザの子どもたちに支援を届けました
危機的な人道状況が続くパレスチナ・ガザ地区の子どもたちに対し、ピースウィンズは2023年12月、ゼンショーグループの従業員の皆さまより寄付金を受領しました。
同社からは、これまでにもモロッコ地震や令和6年能登半島地震など、国内外の紛争・災害に対してご支援をいただいています。
2023年10月7日に情勢が悪化して以来、ガザ地区では190万人以上(人口の90%相当)が家を追われ、安全な水や食料、生活用品を十分に得られない、非常に困難な生活を送っています。
3万9,000人以上の犠牲者のうち半数以上が女性と子どもであることが報告されており、今回の募金は、特に支援を必要としている子どもたちに届けるべく実施されました。
情勢が移り変わる中での支援は困難を極め、度重なる計画の遅延・変更を経ながらも、6月、南部ラファおよび中部デール・アル・バラハにおいて、計222世帯の子どもたちに衛生用品(おむつ、ミルク、シャンプー、歯ブラシ、タオル)などが届けられました。
ガザ地区内には、人道支援物資の他に、商用物資がイスラエルとの境界にあるケレム・シャローム検問所から断続的に入っています。
エジプトなど、ガザ地区外からの物資の搬入は、検問所の開閉状況や入域できるトラックの台数が情勢次第で大きく変わり、リスクが高いため、より迅速かつ確実に入手できるよう、最終的に今回は、ガザ地区内部で物資を調達しました。
配布用のパッケージに添えたメッセージは、ゼンショーの皆さまからお寄せいただいたものです。
日本からガザの皆さまに心を込めて、
ささやかながら子ども用の日用品を送ります。
私たちは、皆さまが一日も早く、平穏な生活を送れる日が来ることを願っています。
ゼンショーホールディングス 従業員一同
社内募金の呼びかけに800名を超える従業員の方々が寄付をしてくださり、「すき家」をはじめとする店舗クルーの皆さまも多数ご協力くださったとのことです。
この場をお借りして、改めまして心より御礼申し上げます。
▶ゼンショー様の記事はこちら
ピースウィンズでは、社内募金、寄付つき商品の販売をつうじた寄付など、企業様からのご支援を大切に現場に届けています。
専任の担当者がお話させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。