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私たちの活動

【熊本地震】仮設住宅入居世帯への生活家電支援

熊本地震から半年を迎えた被災地では、9割の仮設住宅が完成しました。最終的に益城町には1562戸、西原村には312戸の仮設住宅が完成する予定ですが、生活に必要な家電製品は備わっていません。そのため、不便な生活を少しでも改善するため、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は益城町と西原村の仮設住宅の全入居世帯を対象に、生活家電の無償提供を開始しました。
提供している生活家電は、事前の聞き取り調査でニーズの多かった掃除機とテレビのほか、行政から提案のあったカビ対策の空気清浄機と寒さ対策のホットカーペットの4点の中から各世帯1点を選んでもらいます。第1次受け付けでは1225件の申し込みがあり、10月中旬から配達が始まりました。
家電を受け取った被災者からは「仮設住宅は床が冷えると聞いていたため心配していたが、ホットカーペットのおかげで暖かく過ごすことができるようになった」「壊れた家電を目の当たりにしてから、また揃えるという気持ちにならなかったが、テレビが届いてから他も揃えたいという気持ちになった」「ペットを飼っているため、空気清浄機は臭いが消せて助かる」「届いたときに子どもが『プレゼントきたよー』と笑顔になったのが嬉しかった」などの声が寄せられ、仮設住宅での生活改善の一助となっています。

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今後は仮設住宅への入居時期に合わせて申し込みを受け付け、11月中に、希望した全世帯へ配達する予定です。PWJは被災された人々の声に耳を傾け、それぞれのニーズにあった支援を今後も続けていきます。

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