私たちの活動
【広島・神石高原町】行方不明者捜索のため出動、救助犬ルークの反応が発見の一助に
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)のレスキュー隊と災害救助犬は11月11、12日、行方不明者の捜索のため、広島県神石高原町井関周辺に出動しました。12日午前、災害救助犬ルークが反応を示した方向を消防団員が捜索したところ、10時40分ごろ、行方不明者が発見されました。
初日は発見に至らず、PWJの救助犬チームは12日も朝7時から捜索を開始。10時半ごろ、消防団員が行方不明者の靴を発見し、その先の捜索範囲をしぼるために救助犬ルークが現場に投入されました。男性が使っていた枕と発見された靴の匂いを拾っていたルークは、林道の右手にあった谷に反応を示し、その方向に行きたそうにしたため、消防団員がその周辺を捜索すると、約5分後、男性が発見されました。行方不明となっていた男性は残念ながら亡くなっておられましたが、今回の救助犬チームの出動、救助犬の反応が行方不明者発見の一助になりました。今回はヘリも出動させ、上空からも確認を行いました。
PWJは今後も、災害時の捜索・救助活動や迅速な現地入りに備えて、救助犬とレスキューチームの育成を続けるとともに、訓練などを通じて関係機関との連携強化を図ります。引き続き、PWJの災害救助犬とレスキュー隊員に温かいご支援をお願いいたします。