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私たちの活動

「五日市復興への集い」に参加

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、2007年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災地の支援を行っています。柏崎市西山町五日市では、家財道具の一時保管場所となるユニットハウス(プレハブ)の提供を継続していますが、この五日市で12月23日、「五日市復興への集い」が開かれ、地域の人たちとともにPWJスタッフも参加しました。
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多くの住民が集まった「復興への集い」(C)Peace Winds Japan
「復興への集い」は、復興へ向けて住民の絆を固めることが目的。コンサートや餅つき、クリスマスプレゼントの贈呈などさまざまなプログラムが用意され、子どもたちから年配の方まで、多くの住民が集まりました。PWJからは海外事業部の柴田裕子と山元めぐみ、私(明城)の3人が、趣旨に賛同してくれた企業から提供された商品などを持参し、準備や運営もお手伝いしました。
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写真左:地域の方と打ち解けたPWJ明城、写真右:住民と一緒に準備するPWJ柴田(右)
(C)Peace Winds Japan
勝つと日用品などの景品がもらえるジャンケンゲームや、ちょっと懐かしい歌もあったコンサートで盛り上がり、子どもたちはサンタクロースの登場に興奮。集いの後の反省会(宴会)も長く続きました。
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待っていたサンタクロースの登場(C)Peace Winds Japan
私自身は地震の発生したときにはスーダンに駐在していたこともあり、五日市を訪れるのは、今回が初めてでした。準備の間や食事のときなどには地元の方々と、震災のことだけではなく、いろいろな話をすることができました。現在の農業が抱えている問題など、日本国内のことなのに今まで知らなかったこがあまりにも多いことを痛感させられました。
なかでも、これから町をどのように守っていくのか、そしてどのように次の世代に引き継いでいくか、といった問題に取り組んでいる姿勢を目の当たりにして、「海外で行なっている支援でも、こうしたな視点をいかに組み込んでいくか」を考えさせられる1日になりました。
PWJは今年も引き続き五日市での支援を継続していく予定ですが、一方的に支援するのではなく、住民の方々から多くのことを学ばせていただくことができます。住民の暖かい気持ちに触れ、私たちも「明日からまたがんばろう」という気持ちになって五日市を後にしました。
なお復興への集いの開催にあたっては、株式会社オスカープロモーション、キリンビバレッジ株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、株式会社藤田商店など6社より協賛品をいただきました。ありがとうございました。
報告:明城徹也(統括責任者)

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