【広島土砂災害】災害から半年、交流イベントに参加
広島土砂災害から半年を迎えた2月21日、災害時に避難所となっていた広島市安佐南区の佐東公民館で、犠牲者を追悼し、災害を機につながりのできた被災者や支援者が復興に向けて連携することを確かめ合うための交流イベント「つなぐプロジェクト」が開かれました。
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)も、災害時に災害救助犬とレスキューチームによる捜索・救助活動、被災犬の一時預かりなどのペット支援を行った経緯から、地元の方にお誘いいただき、参加しました。イベントは広島県内の26団体の協力で開催され、PWJは災害救助犬のデモンストレーション、保護犬の譲渡会を行いました。夕方には、土砂災害で亡くなった75名(胎児を含む)の追悼の意を込め、参加者が作った75本の竹灯籠に火を灯し、黙とうをささげました。
被災した方々からは「さまざまな支援をしてくださった方のおかげでここまで来られた。感謝している」、参加ボランティアからは「自分一人では何もできないと実感した。今後も地域に根ざした活動を続けていきたい」という感想が聞かれました。少しずつながら、地域が復興へ向かっていることを実感しました。
PWJは、地元の団体「広島土砂災害コミュニティサポート」と協力して、さまざまなイベントを通じて被災地域の住民の交流を促す活動に取り組んでいます。今後も地元のニーズに沿った支援を続ける予定です。
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