【ネパール】洪水被災586世帯に冬用の寝具を配布

ピースウィンズ・ジャパン（PWJ）は11月中旬、厳しい冬を迎える時期に合わせて、夏の洪水で被災したスンサリ郡の586世帯に寝具（敷布団、掛け布団、シーツ）を配布しました。

【写真説明】支援物資を受け取る女性
インド国境に近い被災地域は、夏は40度近くまで暑くなりますが、冬は曇りがちで凍死者が出るほど冷え込みます。11月下旬には、ネパール政府が冬の寒さに備えるよう勧告を出しました。現在もすでに夜は10度近くまで下がります。年末にかけ、さらに冷え込むことが予想されますので、被災した人たちは過酷な避難生活を乗り越えなければなりません。

【写真説明】配布当日の様子/　寝具を持ち帰る家族
今回寝具を配った地域は、特に被害の大きかった川沿いにあり、現在は仮設住宅で暮らしている人がほとんどです。今回の支援によって、仮設暮らしのお年寄りや子どもたちが少しでも暖かく新年を迎えることができるよう願っています。

【写真説明】がれきが残る中でも遊ぶ子ども
当団体は、今後も引き続きモニタリングを行う予定です。
※本事業は、ジャパン・プラットフォームからの助成や、皆さまからのご寄付により実施しています。