【東ティモール】湘南ベルマーレ「希望のボール」を子どもたちに届けてきました

ピースウィンズがサッカーJ1「湘南ベルマーレ」様と協力して世界の子どもたちにサッカーボールを届けている“希望のボールプロジェクト”。
この夏、フェアトレードコーヒー「ピースコーヒー」の産地であり、ピースウィンズが長くコーヒー生産者支援活動を行っている東ティモール民主共和国にボールが届きました！

ボールを受け取った子どもたち

「アジアで一番新しい国」東ティモール

東ティモールは赤道を超えオーストラリアの少し上に位置し、2002年に独立したアジアで一番新しい国です。ピースウィンズジャパンは1999年に起った紛争後の緊急支援を経て、2002年からは復興開発支援に切り替え、唯一の換金作物であるコーヒーの小規模生産者支援を行っています。

私たちが支援しているコーヒー産地・レテフォホは現地の言葉で「山の上」という意味があるくらい標高が高い地域で、首都ディリから四輪駆動車でしかいけない悪路を超えて約３時間、電気もガスもなく、子どもが妹や弟ををおんぶしながら友達と遊ぶ、昔ながらの生活が今日まで続いているような地域です。
元々ポルトガルの植民地であった東ティモールで一番人気のスポーツといえばやはりサッカーですが、レテフォホではサッカーボールを持っているような家庭はほとんどなく、子どもたちは草を編んでボールの形にしたものでリフティングごっこをしたり、とにかく丸いものや、ビニール製の小さなボールなどをサッカーボール代わりにして遊んでいました。

標高2,000mの小学校に届いた日本のサッカーボール

今回はレテフォホの中でも特に中心部からのアクセスが悪い、標高2,000m付近に位置する小学校でサッカーボールの配布を行いました。
配布当日は約80名の子ども達が待ちきれない様子で迎えてくれていて、サッカーボールを渡すと、初めて手にする本物のサッカーボールに大興奮！すぐに男の子も女の子も早速大喜びで楽しそうにボールを追いかけていました。

東ティモール最高峰・ラメラウ山がよく見えます

小学校の先生も子どもたちの様子に感激していらっしゃり、「コーヒーの支援だけでなく、子どもたちに本物のサッカーボールを届けてくれてありがとう。遠く離れた日本から私たちのことを想って送ってくれて本当にありがとうございました！」と深い感謝の言葉をいただきました。

校舎の前で記念撮影

ご協力いただきました皆さまへ、心より感謝申し上げます。

ピースウィンズでは、企業様との連携を積極的に行っています

「社会貢献をしたい」とお考えの企業様と、専任の担当者がご一緒に検討させていただきます。詳しくは特設ページをご覧ください。