【ウクライナ危機】オムツの配付を開始しました
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)はモルドバのキシナウ市が運営する一時避難所(通称シネマ避難所)にて、本事業として初めてとなる、こども用オムツの配付を始めました。
PWJスタッフ(左)とシネマ避難所管理者(右)
ロシア侵攻から4ヶ月近く経ち、子ども用オムツの提供を行っていた団体が支援を停止してしまった、との話を受け、6月からPWJが提供する物資リストに加えました。
国連の調査によると、ウクライナから避難する人の3割以上が子どもです。
そのため、毎日の生活に必要な食料・日用品だけではなく、子ども用品のニーズも高くなっています。
マリウポリから避難してきた親子
マリウポリから2人のこどもと共に避難してきたアリナさんも、シネマ避難所に支援物資を取りに来ていました。
「明日、どこでこの子のオムツを手に入れれば良いか分からずにいました。とても助かりました。」
支援物資を手渡すPWJスタッフ(右)
シネマ避難所では、毎日平均625世帯(5月平均)のウクライナ避難民の方々が支援物資を受け取りに来ているため、大量の食糧や日用品が必要です。シネマ避難所は、もともと映画館で、大きな倉庫があるわけではありません。
PWJは、シネマ避難所の管理者とともに、支援物資を取りに来る人の数を予測しながら、できるだけ新鮮なものを届けられるよう、頻繁に購入・納品しています。
2週間分の支援物資を運び込むときの様子
PWJは、今後も避難所のスタッフや避難している方々と関わりながらニーズに合わせ、柔軟にウクライナ避難民の方々への支援を続けていきます。
本事業は、ジャパン・プラットフォームからの助成および個人・法人の皆様からのご寄付により実施しています。
引き続き皆様からのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
https://global.peace-winds.org/support/ukraine