【ウクライナ危機】ウクライナ北部と東部へ医薬品をサポート

ピースウィンズは、現地の提携団体100%Lifeと連携し、軍事侵攻で深刻な被害を受けたウクライナ北部と東部の医療施設に対して医薬品を提供することで、これらの地域における医療サービスの継続をサポートしています。
 

キーウにある100%Lifeの事務所

 
侵攻開始後から、ハルキウ、キーウ、スームイ、チェルニーヒウ、ザポリージャ、ドネツィク、ルハーンシクの7州では、基礎的な医薬品の不足が深刻化しており、継続的な診療が難しい状況に陥っています。
 
ピースウィンズは、これらの地域の住民が継続的な診療を受けられるよう、100%Lifeとともに現地の医療機関に医薬品を提供しています。
 

ウクライナ人医師による現状の説明を聞くピースウィンズスタッフ

 
この事業では、保健省及び国の医薬品調達機関と調整し、支援対象の病院を選定しました。医薬品については、各医療機関のニーズを調査した上で、鎮痛薬、解熱剤、麻酔薬、降圧薬、糖尿病薬、抗生剤、止血剤、制吐剤などを提供しています。2022年5月からの5か月間で、21の医療施設に医薬品を提供することができました。
 

医療施設の関係者とピースウィンズスタッフ

 
一人でも多くの患者さんが診療を受けられるように、これからも現地での支援活動を続けて行きます。
 
本事業はジャパン・プラットフォームの助成金や皆様のご支援により実施しています。