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【ウクライナ】27の病院に51台の医療機器や発電機を提供しました

ロシアによるウクライナ攻撃が続く中、ウクライナ国内の医療機関では、診療に必要なさまざまな機器が不足する状況が続いています。ピースウィンズでは日本政府の資金を活用し、現地NGOである100%LIFEやウクライナ保健省と連携して国内6州の27の病院にあわせて51台の医療機器や発電機を提供しました。
 
届けたのは、超音波検査装置、患者モニター、シリンジポンプ(ゆっくりと薬剤などを注入する時に使う誤差の少ない輸液ポンプ)、除細動器(不整脈で痙攣している心臓に電気刺激を与えて正常な心拍に戻すための装置)といった医療機器に加えて、停電の恐れが続くウクライナで欠かせない発電機などです。こうした機器を、とりわけ戦争の影響を大きく受け、必要機器が足りないキーウ州、ドニプロペトロウシク州、チェルカッシー州、キロヴォフラード州、ミコライウ州、スームィ州の6つの州の医療機関に手渡しました。
 

シリンジポンプを提供したキーウ市第一産婦人科病院にて

 

超音波検査装置を提供したキーウ地域周産期センターにて

 
この事業を一緒に進めた100%LIFEはウクライナ最大の医療系非営利団体で、これまでも医薬品配付などさまざまな医療支援活動を行ってきました。代表のドミトロ・シェレンベイさんは、「このプロジェクトは、ウクライナの患者たちと日本の間の連帯の証です」と語ります。
 
100%LIFEのウェブサイトには、こんなコメントも載せられています。「ピースウィンズと日本政府からの支援に感謝しています。私たちの長期的で効果的なパートナーシップは、戦争の苦難に対応するにあたってウクライナの医療システムを強くしてくれました」
 
本事業を通じて、ウクライナの医療サービスの復旧の一助となることができました。しかし、厳しい情勢はまだまだ続きます。今回支援できた医療機関はほんの一部にすぎません。ピースウィンズは引き続き、ウクライナで苦しむ人々の支えとなる活動を続けていきます。皆様からのご支援をよろしくお願いします。
 
本事業は、外務省の日本NGO連携無償資金協力を活用して実施しました。

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