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【パレスチナ】ラマダン(断食月)にあわせ、ガザの人々へのご支援をお願いいたします

2月17日の日没、新月が確認され、イスラーム教徒にとって大切な行事であるラマダン(断食月)が始まりました。コーランの教えにより、イスラーム教徒は約1か月間、貧しい人びとの辛苦に思いを寄せ、日の出から日没にモスクから祈りの呼びかけ(アザーン)が聞こえるまで、食べ物だけでなく飲み物も断つことが推奨されています。イスラーム教徒の断食はとても厳しいという印象がある方も多いのではないでしょうか。実際に、仕事や勉強をしながら飲み物も飲まず、食事もせずに過ごすことはかなりの忍耐を強いられます。

それでも、ラマダンがイスラーム教徒にとって特別であるのは、断食をするからだけではありません。日が傾いてくると、人びとは空腹を抱えながらも、断食明けの食事(イフタ―ル)のために腕を振るい、特別な料理、特別なお菓子、特別な飲み物を準備します。また、家族や親せき、友人や同僚、お客さまをイフタ―ルに招待したり、料理の一部をモスクなどに持ち寄って、貧しい人びとや、通りすがりの人にまでふるまったりします。子どもたちには洋服を新調し、お菓子やちょっとしたお小遣いを渡す習慣もあります。

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ラマダンやお祝いの際に作られるデーツの入ったクッキー、マアムール

ラマダンは、例えば縁日やお正月のような、家族や友人との楽しい思い出のひと時でもあります。ラマダンの夜には、昼とは比べ物にならない多くの人で活気に満ちたマーケットや、お菓子を山積みにしたお店、きらきらしたライトアップやファンヌースとよばれる提灯飾りが見られ、きっと魅了されるはずです。

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エルサレム旧市街のラマダンを祝う装飾、2019年撮影
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ガザ地区の街中のラマダンを祝う装飾

ところが、ガザでは、2023年10月から2年以上にわたって続いている人道危機によって、危機が起こる前のようにラマダンをお祝いすることができていません。人口240万人の同地区において、激しい攻撃による死者は7万人を超え、81%の建物が破壊されました。未曽有の人道危機が続くなか、商用物資や人道支援物資のガザ地区への搬入が制限され、2025年8月には、子どもを含む440人の餓死者を出す深刻な食糧危機に陥りました。10月に停戦合意が発効してから4か月経った2026年2月現在でも、4世帯に1世帯が、1日の食事を1食にまで減らして日々をしのいでいます。

そのような状況下でも、ラマダンがガザの人びとにとって大切なものであることに変わりはありません。ガザ地区の人びとが、少しでも飢えをやわらげ、家族や大切な人たちと心穏やかにラマダンを過ごせるよう、ピースウィンズは現地のNGOと協力して食料支援を計画しています。それぞれの家族が最も必要としているものを入手できるよう、食料品や生活必需品と引き換えできる商品券を配付する予定です。
困難な状況にある人びとに心を寄せお互いを思いやるこの特別な時期に、皆様からのあたたかいお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします。

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ガザの避難民キャンプ。仮設テントの合間に手作りのファンヌースが風に揺れる

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