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私たちの活動

【ウクライナ】ミサイルで破壊された病院を調査、被災した住民にあたたかい食事を支援

ピースウィンズは10日、ロシア軍による大規模攻撃で被害を受けた2箇所の病院と支援拠点を訪問し、関係者から被害状況や支援ニーズについて話を聞きました。
 
ミサイルが着弾した小児病院は、透析病棟が倒壊したり高層の建物の窓や壁が損壊したりしたため、建物の修繕に多額の資金が必要とのことです。また、高度治療の機器など多くの医療機器も破壊されました。小児病院に入院していた患者は、州内の他の病院などに転院したことから、ピースウィンズは各病院を訪問するなどしてニーズ調査を実施しています。
 





ミサイルの残骸が直撃した私立病院では、医療従事者5人と患者2人の命が奪われ、職員1人が依然として重体となっています。病院関係者によると、建物の一部が大きく損壊したほか、多くの医療機器が破壊されたとのことで、現在、医療機器の損害状況を確認しているとのことでした。
 

8日の攻撃では集合住宅も被害を受け、被災した住民は近隣の支援拠点である学校に一時的に避難しています。支援拠点の管理者から被災者のための温かい食事のニーズが寄せられたことから、外食チェーン店の協力を得て、20人分の夕食を届けました。
 

ピースウィンズは、被災した人々が必要とする支援を一日も早く届けられるよう、今後も緊急支援活動を続けていきます。

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