SHARE
facebook X LINE
私たちの活動

【九州豪雨】豪雨から1か月、朝倉市の避難所をサポート

福岡、大分両県に大きな被害をもたらした九州北部豪雨から5日で1カ月が経過しました。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は現在、福岡県朝倉市の杷木中学校避難所の運営支援を続けています。
01_Evacuation center at the Haki Junior High School02_The school's Gymnasium
杷木中学校には8月4日現在で72世帯143人が身を寄せています。避難所の運営は朝倉市や福岡市などの職員とともに、PWJスタッフが協働で担っています。中でも、PWJは避難所の生活環境を改善するために必要とされている物資の提供に取り組んでいます。
PWJのスタッフは7月6日からレスキュー活動や支援物資の配布を開始。7月18日からは杷木中学校にスタッフを常駐させ、住民からの聞き取りや現場の状況を通して衛生面や利便性に関する課題を洗い出し、様々な改善策を提案・実施しています。これまでに、食事・交流スペース、物干し場、ゴミ捨て場、衣類置き場、受付を整備したり、テレビや乾燥機などの生活家電を設置したりしました。
07_Relief supplies (clothes)004After_dining_space
杷木中学校には屋内の調理スペースがなく、砂ぼこりが舞う屋外で住民が調理をしていたため、PWJがエアコン・冷蔵庫・シンクを完備したユニットハウスを新たに設置し、炊事場として活用しています。同時に、急病人が出た際に看病する救護所用ユニットハウスも設置しました。
11_Kitchen and first aid station set up by PWJ05_clothes
また、PWJのネットワークを生かし、支援物資のニーズを企業につなげたり、企業ボランティアを受け入れたりもしています。住民からの要望を受け、イケア・ジャパン株式会社からは寝具や日用品、マースジャパンリミテッドからはお菓子を無償提供していただきました。佐賀に本社がある株式会社ミズからは、薬剤師を含むボランティア2名を継続的に派遣していただき、避難所運営をサポートしていただいています。
08_Relief supplies (bed clothes)IKEA relief supplies
避難所の住民からは、「日常生活に必要なものが揃ってきたので、生活しやすくなった」「物資が充実しているので助かっている」という声が多数寄せられています。
PWJは今後も、「必要な人びとに必要な支援を」をモットーに支援活動を続けていきます。
PWJは被災者支援活動のため緊急寄付の受付を開始しました。皆さまからの貴重なご寄付は、豪雨で被災された方への支援活動のために使わせていただきます。温かいご支援をよろしくお願いいたします。
ホームページからクレジットカード、楽天銀行を通じてご寄付が可能です。
寄付をする
◆郵便振替口座:00160-3-179641 口座名義:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン 通信欄に、「九州豪雨緊急寄付」と明記してください。 ※他の銀行から振込まれる場合は、 銀行コード「9900」 店番「019」 です。
ヤフーネット募金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/925019/
ジャパンギビング
https://japangiving.jp/campaigns/33330
~継続的な支援活動を行うため、月額1200円からの継続支援「ピースサポーター」募集中!~
PWJでは、1回限りのご寄付に加え、1日40円、月々1200円~のご寄付により、支援活動を継続的に支えていただく「ピースサポーター」を募集しています。今後国内外で起こり得る大規模災害の発生に備えるためにも継続的にご支援いただけると大変有難いです。詳細はHPをご覧いただくか、資料をご希望の方は☎0120-252-176までお電話ください。詳細はこちら

SHARE

SUPPORTご支援のお願い

支援が必要な人々のために
できること

ピースウィンズは世界各地の地震・洪水・干ばつなどの自然災害と、
紛争や貧困など人為的な要因によって
生命や生活の危機にさらされた人を支援しています。
また、復興・開発のために支援を行います。