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私たちの活動

【ミャンマー】60%達成! 担当スタッフが語る「写真がいつも後ろ姿」の理由

はじめまして、ピースウィンズの石川と申します。
私たちのプロジェクトが今日までに100人を超える方からご支援をいただき、目標100万円のところ、60%まで到達しました。
 

 
今回のクラウドファンディングに挑戦するミャンマーチームを代表して、心温まるご寄付とメッセージをお寄せいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
 
私はピースウィンズで、7年ほど働いてきましたが、今回初めて、このクラウドファンディングに挑戦しています。
私は、これまでネパールに駐在したのち、ガザ、ハイチなどを担当して、2017年に一度、ミャンマーにも出張したことがあります。
その時は、ヤンゴンは明るい未来を感じさせるような活気に満ちていました。
 
私が訪れた当時も、「元」少数民族の兵士という青年たちが、沼にはまった私たちの車両をロープで引き上げてくれたこともありました。
当時であったミャンマーの人々は、「元」兵士が、また兵士となっているのか、いまどのような暮らしをしているのか、と思うと、心苦しい気持ちがぬぐえません。
 


ぬかるみにはまった車を引き上げた時の様子(2017年撮影)

 
支援プロジェクトを展開・運営していくことにも、大きな困難がいくつもあります。
これまで私が支援してきた他の国々と比べても、一番難しく感じています。
 
クーデター後は様々な監視の目もあって、情報発信には、大きなリスクを伴います。
同じように、セキュリティー上、タイに避難している子どもたちと家族の顔も、写真には映せません。
いつも、後ろからの写真であることにお気づきになられていましたでしょうか。
 
でも、現状を知っていただかないと、支援の輪は広がらない。
そんなジレンマを抱えながら、日々、試行錯誤しています。
 
 
私たちミャンマーチームは、総勢6名います。
20年以上もミャンマーに関わり続けているスタッフ、かつてミャンマーに住み、ビルマ語が分かるものもいます。
そのようなスタッフは、ミャンマー人の知り合いも多く、今もつながっています。
 
今回、人と人とのつながりの大切さも、実感しています。
支援者の皆様とつながり、支援を展開できる現地のスタッフとつなげ、支援を必要とする人々につなげていく。
つながりこそが、支援の力強さだと思っています。
 
経験豊富なチームメンバーとともに、引き続き、目標達成に向けて、つながりを広めていけるよう、キャンペーン期間の最後まで、力を尽くしたいと思います。
引き続き、皆様からの応援、よろしくお願いいたします。
 


私たちが活動していた地域の農村の様子(2017年撮影)

 

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