【ウガンダ】意外と?豊かな、ウガンダの食事情
今日は、ウガンダの食事情についてご紹介したいと思います!
ウガンダでは様々な主食があります。日本人の主食でもある米やパンに加え、マトケ(食用バナナ)、ポショ(トウモロコシの粉を練って作った、餅のようなもの)、キャッサバ(タピオカの原料にもなっている芋の一種)、ジャガイモなどがウガンダの主食です。副菜には、野菜(なす、キャベツ、オクラなど)や肉(やぎ、鶏、豚、牛の順に、よく食べられています)、豆などが使われ、ピーナッツペーストやトマトで煮込むのがウガンダ料理の主流です。内陸国であるウガンダでは、魚がとても貴重で、ビクトリア湖をはじめとした湖で獲れるティラピア(白身魚の一種)はウガンダ人の大好物です。
ピースウィンズ・ジャパン(以下、PWJ)の事務所があるウガンダ北西部のユンベ県では、ムスリム(イスラム教徒)の人口が多いため、豚料理を食べられるお店がないのですが、地元の人々はムチョモというヤギ肉の唐揚げを特に好んで食べています。ウガンダの現地料理が食べられるレストランでは、大きなお皿に山盛りの食べ物が出てくるので、注文の際には半分だけ頼むようにしています。ウガンダでは朝食と昼食がメインで、夕食は少なめという人が多いようです。
ここからは、私たち駐在員が普段食べているものについてご紹介します。
【ユンベ事務所のお昼ご飯】
事務所では、お手伝いのイニットさんが月曜日から金曜日まで来てくれ、スタッフ1人当たり毎週25,000ウガンダシリング(約800円)で、お昼を作ってくれます。写真①は、駐在員のお昼の様子です。写真②の左下に見える白い塊がポショです。少しパサパサしているので、食べると水分が欲しくなります。
【宿舎での食事(自炊)】
宿舎にキッチンがあるため、普段は自炊をしています。お米を圧力鍋で炊いてチャーハンを作ったり、パスタを作ったりすることが多いですが、料理上手な駐在員を筆頭に、すき焼き(写真③)などの日本食を作ることもあります。
【ユンベでの外食】
私は週1~2回で外食をするのですが、昨年オープンしたホテルで食べることが多いです。宿舎からの距離が徒歩5分と近いのに加え、ユンベの中で(私が知る限り)唯一多国籍料理を食べられるレストランです。ここでは毎週木曜日の夜は「クイズナイト」というイベントで賑わっていて、アジア料理(写真④)を食べることもできます。味は日本で食べる本物と比べるとイマイチでしたが、すき焼きがスペシャルメニューとして登場したこともあります。
【特別な日のごちそう:ヤギのロースト】
先日、事務所で駐在員の送別会を行い、スタッフ全員でヤギのローストをいただきました。数カ月に一度、何かイベントがある際には、ヤギを買ってきてBBQをしてわいわいと食べています。