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私たちの活動

【ミャンマー/広島】ミャンマーの研修生受け入れ支援-地域発信型国際協力の在り方を探る

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は現在、ミャンマーの福祉人材育成支援事業の一環として、同国で障がいを持つ当事者の人びとが設立したローカルNGO「Myanmar Independent Living Initiative(MILI)」のスタッフの来日研修の受け入れを支援しています。
研修のために日本を訪れたのは、同団体で地方支部の副支部長を務めるゼイ・ヤ・ミンさん。ミンさんは子供の時にポリオに感染し、片足が不自由となりました。1月下旬~3月中旬、ミンさんは島根県内の国際交流団体「瑞穂アジア塾」の元で障がい者の自立の考え方や方法を学ぶ研修を受けており、PWJは渡航費用と研修先でのアテンドの面で支援をしています。
2月上旬には、PWJの本部がある広島県神石高原町にも訪問。身体や知的障がい者の人びとが生き生きとしてお菓子や茶葉作り、縫製の仕事をしている町内の作業所を訪問しました。ミンさんは研修期間中、身体や精神、知的障害者の人びとが通う福祉施設や学校を視察し、組織運営や就労・生活支援の手法を学んだり、職員や通所者の人びとと交流を深めたりし、帰国後にミャンマーでの障がい者自立支援の取り組みに役立てるそうです。
広島広島
写真右:神石高原町内の作業所を訪問したミンさん(右端)
PWJは2013年秋、本部を東京都から広島県神石高原町に移しました。神石高原町は人口1万人弱、高齢化率45%の過疎地です。首都圏ではない地方と呼ばれる地域で、国際協力をどう発信していくことができるか、また国際協力と地域をどう結びつけていくことができるか。この点は、地方に拠点を置くPWJにとって新たな挑戦の一つです。PWJは引き続き、海外と国内を結びつけるさまざまな可能性を探りながら、事業を行っていきたいと思います。

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