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アフリカ・サヘル地域の食糧危機支援に向けて調査を開始
サヘル地域では、長引く乾季と不規則な雨で農産物の収穫高が激減したことにより、2012年に入っても食糧価格の高騰が続き、この地域一帯で1,900万人が食糧不足の状況にあります。
これに加えてニジェールは、マリでの内戦による難民を5万人近く受け入れていることから、食糧危機による二重の影響を受けています。
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、現地での支援活動を想定し、ニジェールに調査のためスタッフの派遣を決定しました。
PWJ緊急対応チーフの山本理夏と、事業部の齋藤雅治が、8月5日(日)に日本を出発します。ニジェール共和国の首都ニアメを拠点として、国際機関や行政機関、他のNGOの活動を把握し、現地の状況や支援のニーズなどの調査に当たります。