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被災者が帰還、キャンプは元通り農地に
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)などが共同して運営してきたパキスタン北部アザド・カシミール州ムザファラバード市近郊の被災者キャンプでは、被災者の村への帰還を促進する政府の方針もあり、春の訪れとともに帰還が進みました。4月末には帰還を希望するすべての世帯が村へと戻り、キャンプの敷地は元通り農地として使える状態に回復され、土地所有者へ返還されました。
キャンプは、ムザファラバード近郊のタンドリ地区にあり、「キャンプ・ジャパンプロジェクト」として、ジャパン・プラットフォーム(JPF)参加NGOなどが2005年暮れから共同で運営を行っていました。雪の多い山間部で生活していた被災者を中心に、最大時には250世帯、1664人が生活していましたが、3月中旬から帰還が始まりました。