SHARE
facebook X LINE
私たちの活動

【ベトナム】台風ヤギ被災地・ベトナムでの支援活動の進捗について

2024年9月、台風ヤギにより甚大な被害を受けたベトナム北部イエンバイ省。ピースウィンズは、皆さまからの温かいご支援をもとに、緊急初動における物資の配布に始まり、中長期的な復興支援を続けています。

これまでに、ヴァンチャン郡の小学校に対し、通学用カバンや文房具を含む学用品支援を実施しました。被災した子どもたちが安心して学びを続けられるよう、教育環境の整備に注力しています。

現在は、イエンバイ省のBA KHE小中学校における寄宿舎の改修計画が進行中です。この計画は、歌手・俳優であり、長年社会貢献活動を行っておられる杉良太郎さんと連携して進めています。
水害に強く、耐久性の高い建物へと改修することで、日常の学びと生活、そして災害時にも安心できる拠点づくりを進めています。

2025年3月には、寄宿舎の改修予定地でセレモニーが開催されました。隣人を敬い、ボランティア精神が豊かなベトナムでは、社会貢献の場でセレモニーを実施する風習があります。セレモニーでは、今回の計画の説明や、必要性などが共有されました。

9c83c6a0ce2a88f0c56b1baf7c5f6aee

また、セレモニーの入り口で、伝統的なモン族の衣装を着た子どもたちが、日本からの訪問を笑顔で出迎えてくれました。

81e1708d17b08e6a2a6c30056f361daf

49f588f21ebfa261bb35a94bb04ec652

小中学校が位置するのは、ハノイから車で2~3時間ほどの山間地域。水源や排水などの基盤条件が日本とは大きく異なります。日本の建築技術をベースに、現地の実情に即したかたちで設計・行政手続きを、日本とベトナムの関係者が会議を重ね、プロジェクト推進に総力を挙げています。

皆さまのご支援を大切に活かしながら、地域に根ざした防災・教育支援の拠点づくりを着実に進めていきます。

また、学校支援のための本ベトナム訪問のタイミングに合わせ、佐賀県の江口有一郎先生のお力をお借りした肝炎検査の支援についても、2025年3月に第2弾を実施しています。

今後とも、ピースウィンズの活動にご理解とご協力をいただければ幸いです。

SHARE

SUPPORTご支援のお願い

支援が必要な人々のために
できること

ピースウィンズは世界各地で起こる紛争や災害などの危機に
いち早く駆けつけ、危機にある命を支援します。
また、傷ついた命が自分たちの力で歩んでいけるよう、
復旧・復興・開発に寄り添います。

  • HOME
  • 私たちの活動
  • 【ベトナム】台風ヤギ被災地・ベトナムでの支援活動の進捗について