私たちの活動
雨季に入り、井戸掘り機もひと休み
シエラレオネでは例年7月ごろから雨が降りはじめ、雨季となります。雨季の間は毎日のように雨が降り、川の水位と同様に、地下水の水位も上昇。そのためPWJによる井戸掘り作業も一時中断します。
PWJはコノ地区の村にて井戸の掘削による支援活動を行っています。この地域で唯一、深さ20メートル以上の井戸が掘れる機械を使っています。しかしダイヤモンドの産出地でもあるコノ地区の岩盤は硬く、機械の磨耗が激しいのが悩み。そのため雨季の間は、機械を休ませて整備し、PWJの井戸掘りチームの技術トレーニングを行いながら、雨季明けの井戸掘り再開に備えます。
例年、雨季が終了するのは9月中旬ごろ。今年は25本を掘削する予定の井戸のうち、15本がこれまでに完成しました。残りは雨季が終わり、再び水位が下がってから掘削します。