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【南スーダン】保健センターのトイレ完成、首都ジュバで引き渡し式開催
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は12月13日、南スーダンのジュバ市内の保健センター内のトイレ建設を終え、地元住民たちへの引き渡し式を開催しました。PWJは2006年から現地で支援を始めましたが、治安情勢が悪化した2013年以降は、現地NGO「 The Health Support Organization」(THESO)と提携し、現在はジョングレイ州ボーや中央エクアトリア州ジュバで国内避難民、ホストコミュニティを対象として、衛生・保健に関わる支援を行っています。
【写真説明】建設したトイレの外装と内装
今回の保健センターのトイレ建設は、首都ジュバ市内、文民保護区周辺のホストコミュニティ支援の一環として実施しました。引き渡し式当日は、在南スーダン日本国大使館の中原書記官を招き、盛大に祝いました。中原書記官は「南スーダンでの平和と安定のため、国民が安心して生活できる環境を提供することは、日本国政府の真摯な希望です」とコメントし、PWJとTHESOに感謝の意を述べられました。
【写真説明】リボンテープカットの様子/引き渡し式では在南スーダン日本大使館の中原書記官がスピーチ
一方、南スーダンではいまだ内戦が絶えず、国内避難民の数は190万人にのぼっています(2017年12月時点)。PWJは今後も、同国内や周辺国でニーズに合った支援を迅速に提供していきます。