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私たちの活動

【南スーダン】マグウィ病院支援が完了

ピースウィンズ・ジャパン(以下PWJ)は、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームの助成により、2019年7月初からマグウィ病院への支援を行ってきましたが、2020年4月末に支援が完了しました。

南スーダン国内で長く続いた紛争が終息しつつあることで、東エクアトリア州マグウィ郡では、近隣諸国に避難していた人々が集団で帰還してきており、さらなる保健サービスの充実が求められていました。

マグウィ病院は、東エクアトリア州マグウィ郡で唯一の病院であり、事前調査によると毎日平均100人の患者が訪れていました。しかし、施設の不備により、患者に十分な保健サービスを提供することができませんでした。


調査時の野外で行われていた産後検診の様子

こうした状況をうけて、PWJは病院設備のさまざまな整備を行いました。具体的には、入院病棟と手術・産科病棟の合わせて2棟を改修し、産科病棟を建設し、トイレの修理を行い、医療廃棄物を処理する焼却炉も整備し、太陽光パネル発電装置、そして太陽光パネル式給水施設を導入しました。焼却炉は院内の感染症予防にも貢献し、また、同病院のさまざまな整備が進んだことで患者を受け入れる能力が向上し、今では毎日200人以上の患者に保健サービスを提供できるようになりました。太陽光パネル発電装置の導入で、ワクチンや医薬品が適切に冷蔵保管できるようになり、夜間照明も確保されたことで、急患の夜間受け入れも可能になり、また入院患者による衛生施設の夜間使用も安心して利用できるようになりました。


PWJがマグウィ病院に新設した産科病棟

マグウィ病院の男性医師からは「PWJの支援には大変感謝しており、おかげで夜間もサービスが提供できるようになった。」との声が寄せられています。マラリアにかかってしまった子どもの付き添いで同病院を利用した女性も「以前は木陰などで診察をする光景もよく見られたが、新しい病棟にはたくさんの部屋があるため、屋外での診察は見なくなった。」と安心して医療サービスを受けられる状況への喜びを伝えてくれました。

PWJは今後も、南スーダンの復旧・復興のために支援を続けてまいります。引き続き応援をよろしくお願いいたします。

 
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■クレジットカードでの受付

 

■郵便局でのお振込
口座番号:00160-3-179641
口座名義:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
通信欄 :「南スーダン事業支援寄付」と明記してください。
 
■銀行でのお振込
三井住友銀行 青山支店
口座番号:普通 1671932
口座名義: 特定非営利活動法人 ピース ウィンズ・ジャパン広報口
※銀行振込はお振込み人様を特定できません。お振込み後に、HP問合せフォームよりご連絡ください。
 
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は2014年12月、広島県より「認定NPO法人」として認可されました。これにより、PWJへのご寄付は、寄付金控除の対象となります。くわしくは寄付金控除(認定NPO)についてをご覧ください。
 
※様々なサポートをするためにご寄付のうち最大15%は運営費(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)として活用させていただきます。また、今回の支援が終了した場合、今後のレスキュー及び被災者緊急支援の準備に活用させていただきます。

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