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2月24日を迎えて――5年目のウクライナ危機。長引く戦火でも希望を失わず、強く生きる

広報:ピースウィンズ国際人道支援 ジャーナル編集部
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2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻して丸4年が過ぎました。侵攻から1年後には「再び戦時下の冬を迎えるとは思いませんでした」と書き、2年後にも「まさか2度目の冬にも戦争が終わっていないとは」と書きました。3年、4年と同じように過ぎ、今年は指折り数えて年数を確認するほどの長い時間がたっていることに愕然としています。小学校に入学した子どもが5年生になるくらい長い時間が過ぎました。

厳冬の暗闇に鳴りひびく空襲警報。それでも苦しみを訴えるのではなく

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この戦争が始まった2月24日前後にはロシア軍によるさらに激しい攻撃があるかもしれないと毎年言われ、キーウ事務所の近くに住むスタッフもキーウから避難し、郊外に暮らすスタッフはこの数日はテレワークにして出勤を控えます。このオーダーもすでに4回目です。

ピースウィンズの駐在員も先日、キーウを離れました。彼女がキーウから避難先に移動する途中、いつもは通り過ぎる検問所(チェックポイント)のたびにバスが止められたそうです。検問所で男性の乗客が身分証を求められたり、バスを降ろされて質問を受けたり、その度に車内に緊張感がはしっていた、と話していました。戦争が長く続き、戦地に赴く人、それを見送る人も増え続けているということです。

現場で働くスタッフは、この状況で涙もろくなってる人が多くなったように感じると話します。危険地から避難してきた高齢者も、幼稚園の先生も、支援を届け続けているNGO職員も、話しているうちに感情が高まって涙がこぼれてきてしまうのです。

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その一方で、大きい声で不満や怒りをあらわにする人に、少なくとも彼らは会わないのだそうです。この厳しい状況、特に今年は10年に一度と言われる厳冬の暗く寒い中で空襲警報が鳴りひびき、つらく大変な生活を強いられています。

それでも、苦しみを訴えるのではなく、生きるために仕事をみつけたり、子どもや若者が将来の希望を持てるようにと気持ちを切り替えていこうとしたりする彼らの強さを感じるのだそうです。

和平協議の最中も続く空爆。灯りや暖房を失った人びとが守られるように

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2月17から18日には、スイスのジュネーブにて、ウクライナ、ロシア、アメリカの三か国による3回目の和平協議が行われましたが、残念ながら目立った成果は報じられていません。

遠く離れた場所で協議がされている最中の17日にも、ウクライナ当局の発表では、ロシアの空爆で4人が死亡し、30人が負傷しています。標的にされ続けている電力インフラの復旧も追いつかず、灯りや暖房を失ったままの暮らしも続いています。

私たちはこの状態を「慣れ」で受け止めずに、人びとが守られるよう今のニーズに応えてまいります。そして、来年こそは「6年目に入ります」と書かなくて済むよう、一日も早い和平の実現を祈ります。

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広報:ピースウィンズ国際人道支援 ジャーナル編集部
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