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私たちの活動

【パレスチナ】ガザ地区での空爆が激化してから1ヵ月が経ちました

11月4日現在で既に3,900人の子どもを含む9,488人が殺害され、イスラエル軍による病院や救急車の車列、一般家屋等への無差別な攻撃が今も続いています。
そこに住む約220万人の人々には逃げる場所もなく、ガザの病院は負傷者と遺体で溢れかえり、燃料や物資の枯渇によって平時であれば救えたはずの命さえも失われています。
 


11月2日、ガザ市内でスタッフが撮影

 
彼らは毎日のように「死」が目前に迫る恐怖と戦っています。彼らは自分と家族の命を守るので精一杯な状況にあり、最悪の事態を覚悟しつつも、我々の支援活動を今までと変わらず支えてくれています。
 


今年8月、スタッフとガザ市内にて(左端が筆者)

 
10月7日以降は水、電気、燃料、食料を始めとする物資の搬入が止まり、今もエジプト国境からごく僅かな物資が入るのみです。地上侵攻の結果、ガザ市を含む北半分は完全に遮断され、物資が届かず、飢える人が出ているという報告もあります。
 
ピースウィンズは、これまでに、ガザ地区内で調達した食料、水、衛生用品、温かい食べ物等を約1,060世帯、約6,900人に提供してきました。
 


 

11月2日、デール・アル・バラハ県にて

 
ガザ全土で無差別攻撃が強まり、物資の供給もそれを運ぶ燃料も底をつきかけ、今後支援活動は一層困難になることが予想されますが、引き続き「必要な人に必要な支援を」を合言葉に、あらゆる手段を用いて支援活動を行っていきます。
 
 
私は先月まで毎月一度はガザを訪れてきましたが、少なくとも紛争が激化するまでは、地域コミュニティーは秩序が保たれており、ガザで危険な思いをすることは一切ありませんでした。しかしついに過去に類を見ない無差別攻撃と物資不足により、ガザの社会そのものが限界を迎えつつあると言っても過言ではありません。
 
我々は、日本政府を含む国際社会に対して、イスラエル・パレスチナ双方でこれ以上無辜の市民が犠牲にならないために一早い停戦を、また、現在禁じられている燃料も含めた支援物資の搬入を認めるよう外交の力で当事者に働きかけること強く求めます。
 
支援者の皆様のお力添えを、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
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